
FXを始める時に迷うのが業者選びですよね。
まず業者は大きく分けて国内か海外かの2つあります。
初心者の頃や始めようと思った時に、海外業者を勧められたことがある方は多いんじゃないでしょうか?
なぜ自分は使わないのに人に海外業者をオススメするかというと海外業者は紹介した人にメリットがあるからです。
(デモ口座で自分も使っているように見せている方が多いですが)
紹介された方が取引すればするだけ紹介者にお金が入るからです。なのでよくEAなど自動売買を勧められます。それは取引を沢山させて自分に利益がでるようにしているのです。紹介した人のことはお構いなしに、、、
とは言っても海外業者にもメリット、デメリットあるので解説していきます!

海外業者のメリット
海外業者のメリットは大きく3つあります。
海外口座ではレバレッジ制限がないため資金のない方も少額でトレード可能となります
※多くの業者はレバレッジ500〜1000くらいなのが現状です
しかしご存知の方も多いと思いますが、金融庁のレバレッジ規制により国内業者で開設する個人口座のレバレッジは25倍に制限されています。 ちなみに国内の法人口座には、これまでレバレッジの縛りが無かったのですが、2017年に入りレバレッジ規制によって100倍までに制限されているようです。
一方、海外のFX口座は金融庁の管轄ではありませんので、国内のようにレバレッジの規制が無く数百倍~数千倍のような高レバレッジ(ハイレバ)を提供できるというわけです。
ドル円が105円だとすると1ロット持つのに国内では42000円ほど証拠金が必要となりますが レバレッジ500倍だとたった2100円で1ロット持てることになります
海外口座では入金時に入金ボーナスを採用している業者が多くあります。
例えば10万円入金すると10万円ボーナスでもらい20万円資金がある状態でトレードできます。
※このボーナスは出金できません
海外業者はスプレッド(手数料)が国内業者よりも広いためそちらでボーナス分などすぐに取り返せますのでこのようなボーナスを配布しています。
またボーナスを使って利益を上げすぎたり、毎回ボーナス時にだけ入金するとボーナスがもらえなくなったりします。
最悪の場合、ボーナス不正使用と言われ口座凍結の可能性もあります
これはよく聞くのでご存知の方も多いと思いますが海外口座で利益を上げすぎると出金できないトラブル等がよく起こっています。
ゼロカットシステムとはどれだけ損失を出しても入金したお金以上は請求しませんよ!という絶対に借金を背負うことのないシステムです
これが海外口座1番のメリットに思いますね
FXを始めた人が最も恐れているのは借金をしてしまうかもしれないということです。
投資経験のない方は投資は下手したら借金を抱えるものだと思っています。
初めて投資をやる方は
国内業者は追証があるから危ないよ!
と言われ海外業者を勧められるようです
まずそもそも追証とは借金のことではありません
追証(おいしょう)」とは「追加保証金」の略称で、委託保証金を追加で差し入れなければならない状態のことで、
取引するのに5万円必要だけど損失がでて口座内が4万円になった時に後1万円追加で口座に入れてくださいね!
ということです。入れなかったらロスカットされるだけで借金を抱えるわけではありません。追証は証拠金が100%を下回ったと時に発生します。
海外業者もロスカットはありますが証拠金が20%になったら強制ロスカットされますが国内ではほとんどが50%になった時にロスカットされるので口座が0円になることは一瞬で5円などの値動きがない限りありません
国内業者ではこのロスカットがトレーダーを借金から守ってくれています
国内で借金するというのは金曜日と月曜日の値が10円くらい窓が開く時です。
同時多発テロでもそんなに開きませんでした。
確かに借金を背負うリスクは可能性としてはありますがゼロに等しいです。
そのリスクよりも海外業者の
スプレッドの広いリスク、出金停止リスクの方が僕は大きいと思います。
海外業者のデメリット
メリットのところでも既に何個かお話ししましたがデメリット上げていきます。
海外業者のメリットはハイレバと言いましたがこれがそのままデメリットになります
資金が少額しかない方はフルでレバレッジを効かせたトレードをしてしまいがちです。
経験した方も多いと思いますが、フルレバでポジションを持つと何連勝したとしても1度の損失で全てがなくなるトレードになるため
フルレバ投資は絶対に負ける破滅のトレード方法です。
なので資金がある方もない方もレバレッジは抑えて取引しないとこの先ずっと利益を上げることは不可能です。
そうなるとハイレバの海外業者を使うメリットはないですよね?
ハイレバはいつか負けるのはわかってる!
それでもハイレバで一攫千金を狙いたいんだ!という方も居るかもしれません。
それは投資ではなく投機(ギャンブル)です。僕は投棄と言ってますが!
しかしそれもその人に合ったFXの使い方なので止めるわけにはいきません。
メリットであるハイレバを使い一攫千金する確率も確かにあります
しかし一攫千金した時など大金を稼いだとします。
すると税金で最大45%も取られてしまいます。
仮想通貨もこれと同じですね
国内業者は一律20%です。
稼いでる人ほど絶対に海外業者は使用しません。 よく見る海外業者で多額の利益を上げているのはデモ口座の可能性が極めて高いです
まぁ年間330万円以上稼がなければ国内業者の税率と変わりませんが、海外口座では330万なんてすぐにいくので注意しないと思った以上に税金を払う羽目になります
もう1つ税金関連で不利なことがあります
国内業者だと過去3年間分の損失を繰り越せるので300万円負けた翌年に300万円利益が出ても税金を払わなくてもいいのです
しかし海外業者ではそれが適応されないため1000万円損した次の年に400万円利益を上げても税金を払わないといけません。
次のデメリットはスプレッドの広さです
一般的に国内業者はドル円0.2のスプレッドですが海外業者だと平均1.6もスプレッドがあります。
スプレッドとは取引する度に毎回かかる手数料なので、取引すればするだけ不利になります。
その他の通貨ではスプレッドが3もあることもあります。
これだけ広いとスキャルピングをする際などはデメリットというより、もはやスキャルピング自体できませんね
窓開けの時やイベント時はもっと広がったらしますのでハイレバだとその瞬間にロスカットをくらいます
ドル円で21.5も開くこともあります

海外業者は国内業者と違い出金手数料が無料ではない所があります。
月に1度は無料だが2度目は4500円もかかったりするところもあります
出金依頼をしてから数週間後に入金されるといったケースもよくあります
また1番の不安は海外業者では利益を上げすぎると出金できないトラブルがあるようです
また業者が潰れても国内業者と違い信託保全が義務化されていないためお金は返ってこないということも頭に入れておかないといけません。
国内業者は現在の値と1pips差でも指値など指定できますが、海外業者(mt4.mt5)では業者にもよりますが5pips以上離れてないと指定できないことが多いです。
スイングや長期トレーダーにはあまり関係ないですが、スキャルピング、デイトレの方は不満に思う場面が多くありそうですね
まとめ
海外口座はこの先利益を上げ続けるには向いていない
国内業者では5万円ほどからトレードできます。10万円有れば余裕を持ったトレードも可能ですのでそのくらいの資金なら海外業者で貯めなくてもいいとは思いますが、数百万資金を作りたい方は一か八かでボーナスを使い最初の資金を貯めるなどで使用するのは使い方としてはいいかもしれないですね
スプレッドは勝ち続けるために重要です。
税金は利益上げた後に重要です。
海外は利益出しづらく出しても税金でとられるということです。
おまにハイレバなので一度負けたら退場という方が多いので勧められたからではなく、しっかり検討してどちらを使うかを判断して欲しいと思います。
どちらを使うにしろ初めは低ロットで勉強と経験を積むのが1番の近道だと思います

まず資金を作るために出費を見直すことはとても大事ですのでこちらの記事も参考にしてもらたらと思います👇
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